八方塞がりの真の意味
こんにちは~いっきゅうです
もうかれこれ十数年前になりますが私にも「人生のどん底」と思った時期がありました。詳しいことは割愛しますがお金や人間関係などが大変な時期でした。1億以上もの人の負債、警察、暴力団関係などかなりダークな悩みがメインでした。
なので自分の問題が解決の方向へ進んでいっても他の人の借金の話を相談のっているとエンパスの能力全開になって我のことと勘違いするほど共感してました。(当時は同化かも)今はだいぶそこは境界線を引けるようになってきてますので大丈夫ですが(^^;)
話を過去に戻しますが当時の私は精神的にも未熟な29歳でした。突然のトラブルに困惑する毎日で1日1時間くらいしか眠れない日々でした。
1つ問題を解決しても次から次へとトラブルはやってきます。当時の私は「引き寄せの法則」など知る由もなかったので自分に問題があるなど思ってもいません。行く先の未来が真っ暗闇のような気がしていつしか「死」がちらつき始めました。
そんなどん底な私にも相談にのってくれる方達がいました。その中でも心底私のことを心配してくれた方がいました。ある日、車で移動中の私に1本の電話がなりました。その方からの電話で「どう?あれから大丈夫」と。私はもうこの言葉しか浮かばず「もうどうしていいかわかりません。八方塞がりです」と答えました。
大変な状況の人に対して伝えられる強さ 八方塞がりの真の意味
普通だと「そうだよね、大変だよね」とか「私にできることなら協力するからね」とほとんどそんな返しでしょう。しかしその方は違いました。
「八方塞がりなんだ!良かったじゃん!(^^)!」
電話でしたがそれはもう笑顔が見えるくらいの明るさで私に言ってきました。言われてすぐは正直イラっとしたのを覚えています。
「何がいいんですか?全然よくないですよ」
「え?だって八方塞がりなんでしょ?」
「そうですよ。だからもうどうしようもないんです」
こんな会話をしていると次の瞬間、衝撃の言葉が耳に飛び込んできました。
「なんで?八方塞がっているけどまだ天と地が開いてるよ」
その瞬間、私の体に何かの変化が起きました。確かに何かこう力が湧いてくる感じがあったのです。
八方塞がりとは「もう限界」とか「解決方法がない」そんなことだと思っていましたがまだ2つ方法があるよって意味だったのですね。もちろん8割塞がっていますから大変なのですが、2割道があると思えたら腹が座りました。
その局面を乗り越えていなければ私はこうしてブログを書いてもいなかったでしょう。
この言葉がなかったら生きてなかったと言っても過言ではありません。
その方の伝える勇気に本当に感謝しかありません。おそらく伝える方にも相当の覚悟と勇気が必要だったと思います。しかし私はその勇気に救われました。これからそういった局面が私にあるかわかりませんが少しでも「相手が救われるなら伝える勇気」をもっていきたいものです。
本当にありがとうございました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
- 作者: 美夏
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