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アニメ ベイビーステップから学ぶインナーゲーム理論

 
私はテニスの経験は全くないのですが、観ているだけでも息が切れそうなくらい過酷なスポーツだと思います。
 
最近では錦織圭選手や大坂なおみ選手の活躍で注目を浴びているのは皆さんご存知のとおりです。日本人選手が頑張っていると応援にも力が入りますね。
 
テニスはハードで肉体的なスポーツなのは事実でしょうがメンタルバランスも非常に重要視されています。
 
インナーゲームという理論があります。これはテニスコーチのティモシー・ガルウェイさんが考案したもので実際のプレーはアウターゲーム、それに対し選手の内面で起こっている事をインナーゲームと言います。
 
ではインナーゲームとはどんなことなのでしょう
 

「セルフ1とセルフ2」~2人自分

ガルウェイさんは選手の頭の中が内的な自己対話でいっぱいになってる時にプレーのパフォーマンスが低くなることに気がつきました。つまりあれもしなきゃこれもしなきゃと頭の中がいっぱいになり体が動かなくなる感じです。テニスに関わらず仕事などでも新しい事に取り組む時に経験された記憶がある方も少なくないのではないでしょうか。
 

話しかける自分セルフ1

話しかけている、命令している内的な自分をセルフ1といいます。セルフ1は失敗の恐怖や忠告などを話しかけています。親とか上司みたいな感じです。
 

セルフ1の指示に従うセルフ2

セルフ2はセルフ1の指示や命令を聞きそれに従ってプレーしようとします。
子供や部下みたいな感じです。
 
このセルフ1とセルフ2の関係が良い状態になるとプレーが良くなりゾーンと呼ばれる状態になりやすくなります。
 
口うるさい親では子供もやる気がなくなります。怒鳴ってばかりのパワハラ上司では部下は萎縮してしまいます。
 
親子の関係、上司部下の関係が良くなれば楽しくなりますし幸せと感じるはずです。
 

アニメベイビーステップから学ぶ「理性と本能」

 

ベイビーステップ コミック 全47巻セット

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アニメベイビーステップは 几帳面で真面目な高校生の丸尾栄一郎が、高校入学を機にテニスの魅力に目覚め、テニス選手として成長していく青春ドラマです。作品としても非常に面白いので興味がある方は最近アマゾンプライムビデオで実写版が出てますのでご参考までに。
 アマゾンプライムビデオはこちらから👇
 インナーゲームのセルフ1、セルフ2について、第25話で青井コーチと丸尾君の会話がわかりやすいので抜粋してみます。
 
青井「先ず人間の行動には意識と無意識があるのはわかってるよね 理性と本能でもわかりやすく頭と体でもいいんだけど」
 
丸尾「はい」 
 
青井「理性的な丸尾君と本能的な丸尾君は2人合わせて1人だから片方を消すことはできないよね」「2人で1人」
 
丸尾「まぁそうですよね」
 
青井「だからこそこの2人のバランスをとるってことは実は凄く難しいんだ 例えば丸尾君は練習をやらなきゃって理性の声の方が強すぎて本能の声が聞こえにくくなってたんだ」
 
丸尾「それって悪いことなんですか?」
 
青井「悪くはないよでも良くもない だって君の本能は君の半分としてストップをかけているんだから そんな状態で練習しても効率的じゃないんだよ かと言って本能に忠実すぎると練習にならない 1番いいのは理性でやらなきゃって思ってる時、本能もやりたいと言ってる状態なんだ「勿論この状態になるのは簡単じゃないよ でも練習次第で近づくことはできるんだ その最初の練習が本能の声を聴いてやる事」
 
丸尾「本能の・・声?」
 
青井「丸尾くんがこの二日間でやったことさ」
 
丸尾「あれがぁ」(カラオケ行ったり買い物行って楽しかった回想)
 
青井「それができたら今度は本能を味方にする練習 つまり本能が好きだと言っている練習からやっていくんだ」
「本能が好きな練習は楽しいから集中できて早くうまくなる 何かがうまくなるとそれを活かしたくなって他のものもうまくなりたくなる この相乗効果が大きいんだ」
 
丸尾「でも俺、練習は基本的にどれも好きなんですけど」
 
青井「だったら今なら何が1番楽しめるかこの二日間でやったように本能に聴いてみるといい」
 
この後アニメではやりたいストロークを練習していい感じを実感する丸尾君。青井コーチが時間だから終わりにするぞとの声に「もうそんな時間!!」と驚く。一緒に練習していた深沢も「遊んでたら終わったって感じですよね」と。
 
テニスだけに限らず趣味でも仕事でも理性でやらなきゃが強くなりがちです。私はブログも「書かなきゃ!!」が強くなり本能の自分が「ストップ!!」と言っている時があります。そんな時は無理をせず本能の声を聴き理性とのバランスをとるようにします。
 
インナーゲーム理論は心理学や仏教に影響を受けていると言われています。仏教の禅行がこの理性と本能のバランスをとるのに非常に効果的なんだと思います。

 

tw2ikkyuu.hatenablog.com

精神科医で僧侶という異色な経歴をもつ河野泰周さん。すごくわかりやすくマインドフルネスを解説してくれてます

 こちらもご参考までに↓

「精神科医の禅僧」が教える 心と身体の正しい休め方

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いきなりセルフ1やセルフ2のバランスをとろうとしても難しいので先ずは理性の声、本能の声に耳を傾ける時間をつくり日々練習していくことが大事です。その練習がここぞという時に力を発揮しフロー(ゾーン)状態にしてくれるはずです。自分を信じてチャレンジしてみましょう!

 

新インナーゲーム (インナーシリーズ)

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 書籍「新インナーゲーム」は、世界的なベストセラーとなり、テニス以外でも多くのスポーツコーチに読まれています。そして、このメソッドを極めてトップアスリートになった選手も大勢います。他に「新インナーゴルフ」もありますのでご参考までに!!

 

 

新 インナーゴルフ

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