初対面の異性と会話が苦手な人が会話を成功させる方法②
前回に引き続き初対面の方との会話（特に異性）のテクニックをご紹介しましょう。
前回は「ニコニコ笑顔」と「2つの質問」をご紹介しました。前回をまだ読んでない！！という方は初対面の異性と会話が苦手な人が会話を成功させる方法①をご覧いただけると嬉しいです。
先日、ある女性が相席屋さんに友達と行った時の話を聞かせてもらいました。最初の男性はイケメンだったそうです。男性は１人できていて話をしているとどうやら以前「ホスト」のお仕事をしていたらしい。その男性はほとんど自分の話しかせず、自慢話？みたいな感じで女性たちは全く楽しくなかったそうです。３０分くらい話したそうですがもっと長く感じたと言ってました。その後、少しして営業マン風の男性２人がきたそうです。４０代と３０代の男性２人。とても面白くて話も弾んだそうです。連絡先も交換したくらい意気投合したようで「何が１番良かったの？」と聞いてみたところ「笑顔かな」とポツリ言ってました。
ニコニコ笑顔はやっぱり大事ですね！
さて今回も２つご紹介しましょう。
１.頷き
会話をしていて相手に聴いてもらっていないと感じた経験があると思います。そんな時は相手がこちらを見てない、意識してないと感じるからだと思います。特に「頷き」がないと会話をしていてもトーンダウンしてきます。「頷き」は会話の合いの手とも言われます。初対面の方とは特に頷きを意識して聴いてみてください。少し過剰かなと感じるくらいで丁度良かったりします。友達との会話で意識して練習するとすぐに慣れてきます。
頷きはとてもシンプルな技術ですが非常に奥が深いです。頷きのタイミング、トーン、抑揚、リズムなど意識すると結構面白いです。斎藤一人さんが話が下手な人は頷きのタイミングが悪いとおっしゃっていました。それくらい頷きは重要なコミュニケーションスキルと言っても過言ではないでしょう。是非試してみてください。
２.共感する
親族や友人に相談して「ダメだし」された経験ってあると思います。この時に感じるのは大きくわけて2つ。1つは「そうだよね、私ダメだよね」と同意。２つ目は「そんなことはない。私は悪くない」と否定。よく見るとこれってどちらにせよ本人には良くないのがわかります。
初対面の人にダメ出しする人はそういないでしょう。しかし共感されていないと感じるコミュニケーションをとってしまうことは結構あります。頷きも、笑顔も共感するから出てくるものです。では共感とはいったいどういうことなのでしょう。
よくある「その話すごく共感します」「わかる～その話」みたいなのが共感だと思う方が多いですが実はこれらは「同感」です。共感は共に感じる。つまり同じではないけど相手の立場だったらと想像し相手の気持ちになって感じることを言います。
ちょっと難しく感じるかもしれませんので、ここでは簡単な技法を1つご紹介します。
リファレクション（伝えが返し）
相手の会話の中で何度も出てくる言葉があります。その言葉はその人の口癖だったり大事な言葉だったりします。その言葉を感じて返すことを心理学では「リファレクション」と言います。カウンセラーはこの技術がずば抜けています。ここではそこまでの技術はいらないので「オウム返し」と受け取っても構いません。相手の言葉をそのまま返してみてください。
例をあげてみましょう
Ａさん「今日は仕事でやることがたくさんあって、そんな忙しい日に限って別な仕事を頼まれて・・・もう嫌になってきたよ」
Ｂさん「仕事を頼まれて嫌になったんですね」
こんな感じです。簡単ですね。
相手が感じている事をもう１度相手の言葉で返すだけ。それを意識して会話をすると相手は共感してもらえていると感じます。共感すると人はどんどん話したくなってきます。そうすれば会話は成立してきますね。あとは頷き、ニコニコ笑顔、開いた質問などを使えばＯｋです。
そしてこの共感能力を持った人たちのことを「エンパス」と言います。普通の人より共感能力が敏感で相手より感情的になることもあります。
以上、今回も2つご紹介しました。③もまた書いてみたいと思いますので是非読んでみてください。
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