知らない世界を知っている 闇の舞台裏の苦悩と蓮の華
知らない闇の舞台裏。知る人ぞ知るその部分に蓮の華を重ね合わせてしまう。
蓮は泥より出でて泥に染まらず
蓮の華は泥沼で咲く美しい華。4日しか咲かないその花はまるで闇と闘うかのように閉じたり開いたりしながら散ってゆく。過去に体験した記憶が甦る。
目には見えない何かが襲い掛かってくる恐怖。それは泥沼にでも入ったかのように体は重だるく目眩もする。
楽な方へと引きずり込もうとする意識体。あなたは何者か。応えははない。
夏なのに体は高温の湯でも寒さで震える。
1つ1つ切り離し浄化するも次から次へと襲い掛かってくる。
開いたかのようで開けず、再び閉ざしてしまう心。
誰にも相談できず、理解されず、ただ、ただその恐怖に支配されている。抜け出そうにも方法がわからない。その苦しみは誰にも理解できないだろう。
2009年WBC。イチローは打撃不振だった。その陰には世界の野球界の闇が彼に襲い掛かってのこと。1人でその葛藤と闘いながらバッターボックスに入る彼の精神力は想像を絶するものがある。
表舞台だけを観て「イチローは終わった」「イチローは打撃不振」などと誹謗中傷しているのは舞台裏の真実をわからないものの視野の狭さだろう。
他の選手が活躍する。世間はそこにスポットライトを浴びせる。しかし私はそこには全く興味がなかった。なぜなら、試合前にイチローが闇と闘いその場を浄化しているから。試合前にもう結果は決まっている。
結果が全てと言えばそうだろう。しかし表舞台の活躍しか知らない者に何がわかるのだろう。結果は舞台裏でほぼ終わっているのである。
その敏感で繊細過ぎる気質の者たちが何かをなそうとすると舞台裏で何かが襲い掛かってくる。妨害するために。その妨害に苦しみ、怒り、悲しみ、嘆き、感情を越え肉体までもが悲鳴をあげるその状態を誰にも知られずにひっそりと闘っていることを皆は知らない。
でもこれだけは言わせてもらう。
「俺は知ってるぞ」
何度も何度も闘いに敗れた。いまだ勝利はない。それでも救いの路はあった。
目には見えなくとも感じるこの能力で。1度その経験をしたことで開いた感性。宇宙根源の働きにより導かれるその叡智は泥沼から私を救ってくれた。
暗い水の流れに打たれながら 魚たちのぼってゆく
光ってるのは傷ついてはがれかけた鱗が揺れるから
いっそ水の流れに身を任せ 流れ落ちてしまえば楽なのにね
やせこけて そんなにやせこけて魚たちのぼってゆく
勝か負けるかそれはわからない それでもとにかく闘いの
出場通知を抱きしめて あいつは海になりました
ファイト!闘う君の唄を
闘わない奴等が笑うだろう
ファイト!冷たい水の中を
ふるえながらのぼってゆけ
訳もわからず苦しんでいる者よ、理解不能で苦しんでいる者よ、1人で悲しんでいる者よ、うずくまり泣き叫ぶ者よ、恐怖で動けない者よ、自暴自棄になる者よ、周りにきちがい扱いされている者よ。それでいい。そのままでいい。舞台裏の活躍を俺は知ってるから。そして八方塞がっているが天と地は空いているから。
俺はわかっているから。あなたに何が起きているのか理解できるから。だから大丈夫。泥沼に咲く美しいあなただけの華がその先にあるから。イチローが放つタイムリーのように。
だから泥に居ても泥に染まらないでほしいのです。
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